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夫婦喧嘩で凍りついた空気の中、あえてファンキーなLINEスタンプを妻に連続投下したら…地獄を見た

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この記事は一種の臨死体験談である。そう言って差し支えないはずだ。では一体なぜ私は死んだのかというと、原因はすべて自分にある。そう書いておかないと、もう1度死ぬ羽目になりそうなので「原因はすべて自分にある」と言い切りたい。

前置きはこれくらいにして、その体験を語っていこう。一体どこから話せばいいのかと今だに頭が混乱しているが、かろうじて思い出せるのは先日起きた夫婦喧嘩だ。

夫婦喧嘩の具体的な原因について、公開するのは控えたい。言えるのは、どこの家庭にでもある夫婦喧嘩が発生したということ。そして翌朝、どこの家庭でもそうであるようにいつもの空気とは違ったということだ。

やや冷え冷えした空気……というか、完全に凍え切っていた。その空気を何とかしたい。凍える空気を温風にしたい! 体に打ちつける北風を、南国からの温風に変えたい!! そのために、まず私は話し合いの場を持つことをLINEで提案した。

だがしかし!

既読ぅぅう、スルゥウウウ〜!

いつもなら割とすぐに何らかのアクションがあるのに……。どうやら、私が思っていたより空気は凍えていたようだ。北海道あたりいにいるもんだと思ってたら、シベリアにいたらしい。

知らぬ間に流刑地ってか。女ってエグいな。なんてことを思いながら、私は感じた。「今の段階で何を言っても無駄なのではないか?」と。「相手の心をある程度開かせない限り、話し合いさえ出来ないわけで……だったら、まずは相手が心を開くことを優先すべきなのでは?」と。そこで目をつけたのが……

LINEスタンプだ。

しかも、なるべくファンキーなヤツ。一撃で妻の心がパカパカに開くようなヤツを送りつけてやろう。空気は凍えているけど大丈夫。もしろ、凍えているからこそだ。相手を笑かしたら、凍えた空気も一瞬で温風に変わるに違いない。

──と考えた私は、LINEのスタンプショップでいくつかのスタンプを適当に購入。そして速攻で発射することにした。「送るのは早ければ早い方がいいのではないか」と思ったからなのだが、その焦りが後に大惨事を招くことになる。

・LINEスタンプ連続発射

さて、凍える空気を打破すべく、私がまず最初に発射したのは……

かっこよすぎる刑事だ

「GAME OVER? ジョークだろ?」的な意味を込めてタカ(舘ひろしさん)を送り込んだのだが、直後に私は不安に襲われた。あぶない刑事は……いろいろな意味でアブなすぎるのではないか? と。しかも、音が出るタイプのスタンプだから余計にリスキーだ。

それに、よくよく考えれば妻は仕事中。たとえ喧嘩していない時であっても、仕事中にこんなスタンプを送られたら「は?」となりそうなのに、仕事だったら……アブなすぎる! そんな不安な気持ちでスタンプをよく見ると、タカが「大至急、応援を送ってくれ」と言っているような気がした。そこで私は、スタンプの連続投下を決定。続けて……

ミスター・ハードボイルド! 発射!!

さらに!

適当男、発射!

さらに!

ギャグマシーン、発射!

さらに!

「銀風の塔」グループCEO、発射!

さらに!

エガちゃん、発射!

さらに!

肉糞太郎、発射ぁぁぁぁああああ!!!!

改めてすべてを見返してみると……

我ながら完璧な布陣。完璧な7発だ。

・妻の反応

凍えている空気も、この7連発で穏やかな風に変わることだろう。それまで、しばらく待つとするか。と思ったら! 妻は……

既読ぅぅう、スルゥウウウウウウウウ〜!

妻は一体どうしたのか? 返信しようと思ったものの「どう返信したらいいかわからない」とか思っているうちに、放置してしまったのだろうか? 確かに、自分の元にこんなスタンプが来たらどう返信していいか全く分からない。

考えても仕方がないので、とりあえず私は家に帰ることにした。もしかしたら、喧嘩中だからLINEを見ないようにしているだけ……かもしれない。自分から歩み寄るのが悔しいと思っているだけ……かもしれない。

そんなことを想像しながら、私は帰宅の連絡を入れる際にハードボイルドな2発を追加で発射。ダメ押しのスタンプを投下してから、帰路についた。

・帰宅

家に帰ってみると、妻はソファーに座ってスマホを見ていた。一切笑顔を見せず、真顔でスマホを見ていた。妻は……完璧な布陣だった。

そして、私は「死んだ」。LINEスタンプなど何の役にも立たなかった。むしろ事態を悪化させただけだった。一体どう悪化させたのか? 気になる人もいるかと思うので、以下で「妻の発言」を一部引用しつつ、本記事の締めとしたい。

「本日、あなたは私に意味不明なLINEスタンプを連続で送られましたが、今後は2度と同じことをなさらないようにお願い申し上げます。あのスタンプを受けとったとき、私は仕事中でした。スマホが連続で何度も震えるので、私は『電話かな?』と思い、その場にいたお客さんに『ちょっと失礼します』と告げて、席を外したんです。

それでスマホを見て……そのままスマホを投げ捨てそうになったことはご理解いただけるかと思います。というわけで、今後は絶対に意味不明なLINEスタンプを連続で送られませんよう、よろしくお願い申し上げます」

※私の身の安全のため、妻の口調を一部変更しております。何卒、ご了承ください。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:LINE (iOS)