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LAスクリーニング2018:ヴァンパイアになりたい人間+変なヴァンパイア4人の共同生活を描く『What We Do in the Shadows』 – コラム

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2014年のニュージーランド映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のTVシリーズ版。

豪華キャストが共演した1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に登場するヴァンパイアのアーマンドに憧れる人間のギレルモ。彼がトム・クルーズ演じるレスタトでも、ブラッド・ピット演じるルイスでもなく、アーマンドが好きな理由は、彼と同じラテン系の俳優であるアントニオ・バンデラスが演じているからだ。白人ではない自分も彼のようなラテン系ヴァンパイアになれると信じ、くせ者のヴァンパイア4人との「シェアハウス生活」をかれこれ10年近く続けている。

そんなギレルモの日常は至って単純だ。何千年も生き続ける伝説のヴァンパイアがやってくるというので、屋根裏部屋を飾りつけたり、血が必要なヴァンパイアたちのために犠牲になるヴァージンをハウスパーティーに誘ったり、寝床に着いた彼らが光に当たって死んでしまわないようにカーテンを閉めたり...。真夜中にスーパーへ買い出しに行く時だって、レジ係を襲ってしまわないように監視するのが彼のハウスメイトとしての役割なのだ。

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Table read went well .. these people are funny AF .. swipe #whatWeDoInTheShadows #wwdits

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右端にいるのが、ギレルモを演じるハーヴィー・ギーエン


そんなギレルモの努力もついに実を結ぶ日が近づいていると感じているのは、シェアハウスに住み始めてから記念すべき10周年を迎えるからだ。きっと、その日には首をかまれてやっとヴァンパイアになれるんだ!と思っていた矢先、「"3周年"おめでとう」とヴァンパイアのナンドールから手渡されたのは下手くそなギレルモの似顔絵だった...。

ベースとなる映画版と同じようにモキュメンタリー形式で進む本作。ヴァンパイアに憧れる人間と、彼のことなんてこれっぽっちも気に掛けていないヴァンパイアたちの温度差がシュールで笑える。オリジナル映画では監督・製作・脚本・出演までしていたジェマイン・クレメント(『レジオン』)とタイカ・ワイティティ(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)がTVシリーズ版にも携わっているので、映画のファンだという人は間違いなくハマるシリーズになるだろう。

実はこのTVシリーズだけでなく、二人は映画版の続編となる『We're Wolves(原題)』とスピンオフ版『Wellington Paranormal(原題)』も手掛けることが明らかになっている。

TV版の写真が解禁前のため、こちらは映画版のポスタ―


製作スタジオ:FOX
放送局&放送開始日:2019年FXにて放送予定。
監督:タイカ・ワイティティ
製作総指揮:ジェマイン・クレメント、タイカ・ワイティティ、ポール・シム(『アトランタ』)、イーライ・ブッシュ(『レディ・バード』)など
出演者:ハーヴィー・ギーエン(『マジシャンズ』)、ケイヴァン・ノヴァク(『シリアナ』)、マット・ベリー(『ハイっ、こちらIT課!』)、ダグ・ジョーンズ(『シェイプ・オブ・ウォーター』)、ジェイク・マクドーマン(『リミットレス』)、マーク・プロクシュ(『ベター・コール・ソウル』)ほか

同じようなテンションで描かれる映画版もシュールで笑えます。


※パイロット版のため、放送時にはストーリーや出演者が変更されている可能性あり。

(取材・文/編集部AKN)