LINE@へのご登録はこちらから♪

大爆笑してしまう犯罪ドラマ『Carter』 自信満々のスター俳優、現実の殺人事件に挑む – ニュース

スポンサーリンク

カナダ製クライム・コメディ『Carter(原題)』は、刑事役で成功した元TVスターが、故郷で発生する殺人事件に挑むシリーズ。撮影現場で得た知識を現職の警官に披露するが、どれもこれもが空回り。TVドラマと同じ活躍を期待する故郷の人々に、冴えた推理を見せられるのか...? カナダで好評だったオンエアに続き、8月から米USA Networkで放送された。

【関連記事】『スタンド・バイ・ミー』ジェリー・オコンネルが司会を務めるトーク番組を米Bravoが発注!

■刑事役なら、殺人事件はお手のもの!?
アメリカの刑事ドラマで絶大な人気を誇った俳優ハーリー(ジェリー・オコンネル『ラスベガス』)だが、妻と浮気をした男に激怒。カメラの回る授賞式のレッドカーペットで男を殴り付けてしまい、スキャンダルは全米の知るところに。人生を見つめ直すためアメリカを離れ、生まれ育ったカナダのオンタリオ州・ビショップに帰郷する。

故郷で静かな暮らしを送る予定だったが、久々に出会った古い友人たちは皆、すっかりTVの刑事役の姿を期待している様子。調子に乗ったハーリーは警察官として働く幼馴染のサム(シドニー・タミーア・ポワチエ『プライベート・プラクティス』)の元を訪れ、ついつい彼女の仕事に口を出し始める。実際の現場ではまったく役に立たない刑事ドラマのノウハウを引っ提げ、元TVスターが実際の殺人事件に挑む。

■ドラマの世界を引きずる
刑事役のキャリアを積んだハーリーは、現実の事件を解決できると頭から信じ込んでいる。この誤解こそドラマの最大の笑いの源、とは米Los Angeles Timesの評。町のあちこちで刑事として頼りにされるハーリーだが、どこかピントがズレている。あるとき、本職の刑事であるサムが同僚に銃を向けると、「警官の裏切りとは、まさに刑事モノの定番」と、一人で得心。切れ味鋭いジョークと力抜けるような間抜けさをバランスよく配合した作品だと同紙は好感を持っている。

捜査の助けになったつもりでいるハーリーについて、米Pasteは別のシーンをピックアップ。複数の容疑者から真犯人を絞り込めずにいるサムに対し、彼らを一列に並べるだけで良いと提案。そうすれば誰かが勝手に自白を始めるはずだと言う彼は、アガサ・クリスティの世界観が現実にも通用すると信じている模様。俳優が本職として活動するという筋書きは本シリーズが初めてではなく、よくある設定だと同誌は指摘する。しかし、徹底して馬鹿馬鹿しい展開を詰め込んでいるのが本作の魅力。第1話は小馬鹿にして見ていたが、2話の途中からはドラマに夢中になり、腹を抱えて笑ったという。徹底して滑稽で、底抜けに愉快な作品との評価だ。

■幼馴染たちとの友情
謎の自信をみなぎらせるハーリーがナンセンスな笑いを振りまく本作だが、ときにホロリとくる一幕も。とあるシーンでは、ハーリーが刑事役に執着する理由が明かされる。子ども時代に母を亡くしたハーリーは、彼女を殺害した犯人を突き止めようと、サムともう一人の友達・デイヴ(クリスチャン・ブルーン『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』)とともに探偵チームを結成。しかし少年たちの願いも虚しく、事件は未解決に終わっていた。Pasteは、このバックグラウンド・ストーリーには思わず涙したと語る。

幼馴染3人の絆は、成長した今でも健在。特にハーリーとサムは、ミスマッチのようでいて幼馴染の強い絆を感じさせる。Los Angeles Timesは、二人の相性は抜群だと評価。サムは実直な警察官として、たくましく任務をこなしている。探偵チームの一員だったデイヴは、小さな町の裏社会の情報通となり、正規ルートでは入手困難な情報を二人に提供。少年時代をともにした探偵チームが、時を経て再び殺人事件に挑戦する形となっている。(海外ドラマNAVI)

Photo: ジェリー・オコンネル
©Kathy Hutchins / Shutterstock.com