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新たなマーティン・フリーマンを見逃すな!『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』森川智之さんに独占インタビュー – コラム

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「幽霊は本当にいるのか?」――オカルト否定派の心理学者が人類史上最大の謎に挑む心理現象ホラー映画『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』。本国イギリスでのロングラン上演や世界ツアーで100万人を動員し、史上最も恐ろしいとして名高い舞台を基にしている。今年夏に日本でも公開され、大ヒットを記録した本作が早くも12月21日(金)にDVD発売となる。

DVDリリースに伴い、公開時にはなかった吹替版が製作されることになり、その収録の前に、地方の名士プリドルを演じるマーティン・フリーマンの声を担当する森川智之さんに独占インタビューを実施した。作品の魅力はもちろん、『SHERLOCK/シャーロック』をはじめ、映画『ホビット』シリーズや『ブラックパンサー』など、これまで多くの作品でマーティン・フリーマンを演じてきた森川さんだからこそ知る、本作のマーティンや、彼の魅力について語ってもらった。

【関連映像】『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』森川智之ナレーションの予告映像はこちら

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――本作をご覧になった印象は?

イギリスのホラーということですが、昨今イギリスのドラマにしても映画にしても、ここ10年ぐらいで急激に日本で増えたというか、認知度がだんだん上がってきていますよね。そういう意味では、イギリス人のホラー好きなところって、こういうところなんだなって思える作品。舞台を原作にし、原作の本国で製作されたホラー作品を見られて、楽しめたなというのがありますね。

――本作は、よくある幽霊が迫ってくるような作品と違う恐怖心があると思うのですが

ドラマティックですよね。一人の人間のドラマを軸にしたホラーだと思います。ただ脅かしてギャーというよりも、見ていて切ないという感じを取れたりもするし。いろんなエッセンスが散りばめられて、それがどう繋がるのかを最初は見ていたら、逆にその瞬間瞬間のシーンを楽しめて、最後に"あっ!"ていうところに行き着くので。うまく作り手側の意図に乗せられて見られる映画かなと。

――本作は、よくある幽霊が迫ってくるような作品とは違う恐怖心があると思いましたが

ドラマティックですよね。一人の人間のドラマを軸にしたホラーだと思います。ただ脅かしてギャーというよりも、見ていて切ないという感じを取れたりもするし。いろんなエッセンスが散りばめられていて、最初はそれがどう繋がるのかを見ていたら、逆にその瞬間瞬間のシーンを楽しめて、最後に"あっ!"ていうところに行き着くので。うまく作り手側の意図に乗せられた映画かなと。

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【関連記事】『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』場面写真はこちら!

――本作でマーティンが演じるマイク・プリドルは森川さんからご覧になってどんなキャラクターですか?

英国紳士ですね(笑) 街の名士で成功した人物。この作品の中で唯一成功した人として出てくるんですけども、それがまた彼だけに襲い掛かってくる幽霊みたいな、そういうものがあって。そこが少し他のところとは際立った感じで描かれているのかな。マーティンのファンからするとちょっとドキドキするような立ち位置なのかなって。

――ちなみに、ホラー作品が苦手な人でも楽しめますか?

恐怖心をただ煽る映画ではないので、楽しめると思いますね。

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――マーティン・フリーマンの声優といえば、森川さんです。これまで映画『ホビット』や『ブラックパンサー』、海外ドラマでは『SHERLOCK』『FARGO/ファーゴ』と色んなマーティンを吹き替えされてきましたが、今回これまでよりもちょっとダークで捉えがたい雰囲気のマーティンを吹き替えるにあたって、意識する点や工夫する点はありますか?

種明かし(ネタバレ)になるのであまり言えないんですけど... 彼の演技力とかに着目してもらえると。これを見ることによって、マーティンの実力がより分かる作品になっていると思います。振り幅が広いんで。それぐらいまでしか言えないですね(笑)

――『SHERLOCK』のマーティンと、本作のマーティン。森川さんがご覧になって感じる俳優マーティンの演じ方の違い、それに伴い、吹き替えるにあたっての違いはありますか?

随分長くやっている『SHERLOCK』の場合は、(シャーロック役のベネディクト・)カンバーバッチがいて必ずバディでやっているので、どうしても常にマーティンの横にはシャーロックがいてのところの役どころだったんです。そこから俳優としてメジャーなところに出て、本作ではバディでは見られない自由な姿、一本立ちしているお芝居をしているのかなと。プラス新しいジャンルにチャレンジしているのかなと感じますね。吹き替えるにあたっての違いとしては、声色というよりもどちらかというと舞台的なものでしょうか。演技が彼の中で舞台をやっているような感じですので。

――原作が舞台ですから、そういうところもあるのかもしれませんね。

舞台を見ているような作品。ここからまた戻って、このキャストで舞台版をやるとどうなるのかなって。そういう雰囲気がありますね。

――森川さんはマーティン以外にもトム・クルーズやユアン・マクレガー、『ゲーム・オブ・スローンズ』のティリオン役ピーター・ディンクレイジや『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のG・カレン役クリス・オドネルなどを担当されていますが、森川さんからご覧になって俳優マーティンとは、どのような印象&魅力がありますか?

イギリスの人だな(笑) それはユアンにもジュード(・ロウ)にも通ずるところですが。イギリスの俳優さんを演じる時には、演劇畑で芝居を重ねてきた人の演技プランを感じられて、僕も舞台とかもやっていたので、演じている時は楽しいというか。演技がとてもしっかりしているなって思いますね。ちゃんとリサーチされているので、隙がないという感じです。

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――アニメのアフレコもされていますが、アニメと洋画&海外ドラマの吹替で、心掛けている点や工夫している点に違いはありますか?

基本的には、アニメーションのアフレコは、何もないのでゼロベースから作っていく感じなんですけど。逆に吹替の場合にはもう出来上がっていて、監督もそうですし、俳優さんの辿ってきたものをちゃんとしっかり同じように辿って、演技をするっていうのは基本だと思います。勝手に創造したりとか、勝手にデフォルメしたりするのは、僕の本意ではないので。そういう意味では、アニメと洋画の吹替っていうのは、アプローチの仕方が全然違いますね。

アニメは自分の想像力や作品のクオリティに寄る感じなんですけど、吹替の場合は演出意図をちゃんと理解して、俳優がどういう風に思って演じたかを考えて、同じように演技をするっていう感じですね。せっかく作ったのに、日本人が勝手にオリジナルの監督が思っていたことと違うお芝居していては、作品として成立しなくなってしまうので、そこは吹替を担当する者としての義務かな。ただ、ものによっては"日本語で面白くやってください"みたいなそういったものも中にはあるし、それはそこで棲み分けする部分ではありますけど。今はメジャー作品なら世界同時公開とか配信とかがあるので、そういう場合は先に僕が言ったような作りがメインだったりします。

――森川さんが思う吹替版で見る面白さ・魅力とは?

(翻訳家の)戸田奈津子さんとよく話をするんですけど、戸田さんも僕も同じ思いがあって、字幕も吹替も映画を楽しむためのお手伝いだと思っているんです。あまり声優が表に出てっていうことではなく、やっぱり映画をちゃんと楽しんでもらいたいっていう気持ちがすごいあるので。字幕は字幕なりの面白さ、限られた文字数の中での翻訳だったりするし、僕らは、吹替用の翻訳家が翻訳したものを吹き替えるんですけど、そういう意味では情報量が変わってきますよね。

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例えば字幕では追えない部分とか、奥の細かいところとかも、日本語で吹き替えることができるので、細かく表現できるのかなっていう思いがあります。まあ、そういう意味では両方楽しんでもらいたいですね。マーティンはマーティンでステキな声なので、彼自身の声を楽しみつつ、僕の吹替も楽しんでもらえたらなと。2つの楽しみ方をしてほしいな。

――本作の見どころやお気に入りのシーンを教えてください。

全部印象的なんですよ。人間が生きていく中で、自分の過去の行いとかそういったものが、ずっと大人になっても何かこう"あの時は、この時は"みたいなのって、"ああすればよかった""こうすればよかった"って引きずっている部分って、誰にでもあると思うんですよ。

そうした人の心理の核心の部分を少し題材にしていたりするので、ここを見てほしいっていうよりも、見終わった後に、 "主人公がこういう問題を抱えていたように、実は自分は何を抱えているの?"って、考えてもらえるとより楽しめるのかなって思いますね。

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――最後に、本作をご覧になるみなさんへのメッセージをお願いします。

クリスマスシーズンにリリースということで(笑) "クリスマスにぜひ!"見てもらいたいなっていうのと、やっぱりマーティンに常に注目してもらいたいです。"見逃すな!"っていう感じですね。"とんでもないことになりますよ!"っていうね。くれぐれも、ながらでは見ないように!

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映画『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』は、12月21日(金)にDVD発売&レンタル開始。
公式サイトはこちら


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2018年11月1日(木)~11月30日(金)

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Photo:森川智之さん
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