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近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?

断捨離や片づけ本のベストセラーとして有名な、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を聞きましたので、感想を書きたいと思います。

英語は喋れませんが、語学の読解力だけは高いのが自慢です。

どうも、コイヌマ(@koichan8888 )です♪

英語版のタイトルは、The Life-Changing Magic of Tidying Up: The Japanese Art of Decluttering and Organizing です。

「人生を変える片付けの魔法:日本流の片付けと収納」という具合に訳せます。

英語の翻訳本は、去年の秋、アメリカで発売され、ベストセラーとなりました。ほかの国でも翻訳本が出ていて、現在30ヶ国語に訳されています。

オーディオブックで聞きました

ボクは、すでにモノはそんなに持っていないので、特にこんまりの本に興味はありませんでした。が、あるとき、Audible(いつもオーディオブックを買っているサイト)で「おすすめ本」として表示されているのを発見しました。

minimalismとか、「フランス人は10着しか服を持たない」といった本を買ってるから出てきたのでしょう。

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本そのものより、「英語の翻訳」が出ていることに驚き、興味をひかれました。

「人生がときめく片づけの魔法」の内容

ご存知の方も多いと思いますが、内容をざっくり書くと・・・

・モノを片付けると、人生が劇的によい方向に変わる

・収納を考える前に、まずは捨てる

・片付けは毎日やるもの(日常)ではなく、非日常のもの。一度に、一気に、完璧にやること

・捨てるモノを選ぶのではなく、残すものを選ぶ。

・場所ごとに片付けるのではなく、アイテムごとに片付ける。

・片付ける順番は衣類⇒本⇒書類⇒小物⇒思い出の品

・何を残すかは、そのモノにさわって、ときめくかどうかで選ぶ

あとは、本人が片付けコンサルタントに至ったまでとか、みんな片付けられないのはマインドがなってないからとか、服はクローゼットにこう並べましょう、靴下はこういうふうにたたみましょう、書類は全捨てましょう、といったアイテムごとの片付け方が書かれています。

「ときめく」、というところは英語で spark joy と訳されていました。

「片付けの魔法」というタイトルどおり、ある程度モノがある人むけの本です。

つまり、真性ミニマリストが読む本ではないです。

クローゼットに服をつるしても、なおかつタンスの引き出しにも入れるぐらい服がある人には参考になります。

モノを大々的に片付けると、人生が変わるとか、収納を考える前に、捨てたほうがいい、というところは、ボクも同意見です。

とはいえ、人生が変わると言っても、こんまりが言うほどいきなり、大々的には変わらないでしょう。こんまり自身は変わったでしょうが、人によると思います。

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モノを片付けたあと、リバウンドしない理由

前書きで、いきなり「私の片付けの方法は、リバウンドしません」と断言しています。

なぜリバウンドしないのかと言うと、一気に、完璧に片付けると、部屋や家の様子がガラリと変わるので、「もう2度と前のようには戻りたくない」と本人が思うからです。

そうですかね?

一気に完璧に片付けたことのない筆子にはわかりません。

そもそも、この世に「完璧なこと」などないので、これは言葉のあやかもしれません。

大々的に片付けると、すごくスッキリするので、心理的なブレイクスルーが起こるらしいのです。

しかし、この片付け方は、そんなに簡単ではありませんね。

モノをたくさん持っている場合、学校や会社を休んで、何日も徹夜でやらないと、「一気に片付ける」ことはできないんじゃないでしょうか?

さらに、どんなにきれいになったとしても、片付けた本人の生活習慣が変わっていなければ、1つ、また1つとモノは増えていきます。

エントロピー増大の法則にのっとって、自然にまかせていたら、モノは散らばり、増大する方向に向かうはずです。

本当にモノのない状態をキープしたかったら、以前と同じ暮し方をしていてはだめで、生活習慣を変える必要があります。

ネタとしておもしろいと思ったところ

この本には、こんまりさん独自のちょっと変わった片付けメソッドが出てきます。

たとえば、洋服をたたむ時、手からエネルギーを送る、といったようなことが書かれていました。

確かに、赤ちゃんのマッサージは、お母さんやお父さんが手でやったほうが、何かツールを使ってやるよりいいと思いますが、洋服をたんすにしまう時、私たちは何か、見えないエネルギーを送っているのでしょうか。

もちろん洋服は大切に、丁寧に扱うほうがいいとは思います。

また、1日はいた靴に『お疲れ様』と言うのも、はじめて聞いたときはギョッとしました。

さらに、靴下をpotato like (じゃがいものよう)に収納しているご婦人がいて、こんまりは、こんなふうに靴下を丸めていたら、靴下が休息できないと言います。靴下が引き出しの中にはいっているときは、靴下にとって、ホリデーなのです。

靴下のじゃがいも結び(?)とは、靴下を2つか3つに折りして、はき口のゴムを利用して、丸くまとめるやり方だと思います。こういうふうにたたむと、ゴムが痛みやすいのは確かです。

このように、洋服を人間のように扱い、話かけたりするところは、外国人にとってはちょっとミステリアスに思えて、「東洋の神秘」と感じるかもしれません。感じないかもしれませんが。

洋服や、靴下が霊を持っていて、その霊を敬う、アニミズムととらえる人もいるかもしれませんね。

ときめくか、ときめかないか、それが問題だ

モノを片付けるとき、捨てるものではなく、残すものを選ぶことにフォーカスするのは、いいアイデアです。

同じものをたくさん持っている場合、1つだけ残して、あとは全部捨てられます。

ただ、そのとき「ときめくかどうか」では選べない部分もありますよね。

たとえば、この湯シャンの記事で、ボクが唯一持っているシャンプーブラシの写真をのせています。

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このシャンプーブラシを持っても、ちっともときめきません。

ではなぜ、いまだに所持しているかというと使いやすいからです。

毎日コーヒーを飲んでいるマグカップも、べつにときめくから使っているわけではなく、大きさが手頃だし、飲みやすいし、味わいが深くなりそうな気がして健康によさそうだからです。

まあ、別にときめかなくても、どうしても必要なものはとっておこう!と、こんまりさんも言ってます。

海外で活躍する近藤麻理恵さん

英語版はアマゾン、その他でベストセラーになり、さまざまなメディアで取り上げられています。

近藤麻理恵さんは、2015年の4月に、アメリカの雑誌TIME(TIME)で、2015年版の The 100 Most Influential People (世界で最も影響力のある100人)に選ばれています。

こちら

Marie Kondo | TIME

☆イギリスのガーディアン紙の記事

Top tips to joyfully declutter your home, from Marie Kondo | Life and style | The Guardian 

記事に挿入されている、女性のお部屋のビフォー、アフター、すごいですね。

ベッドの横にあった机やパソコン、全部捨ててしまったようです。

コンマリメソッドでは、Tシャツや靴下をきれいにたたんで、すべてが一覧できるように引き出しに入れるのですが、それを「弁当箱の中の寿司のように」と形容しているのに苦笑い。

コンマリの「人生がときめく片づけの魔法」の初版が出たのが2010年。翌年、東日本大震災が起きました。

この地震で、人々が「自分の人生にとって必要な物や人生の意味」について以前より考えるようになり、震災後に爆発的に本が売れるようになった・・・とは、近藤麻理恵さんの編集者の弁です。

なるほど、この出版のタイミングは知りませんでした。

こちらの動画は上の記事の途中に挿入されているもの。近藤麻理恵さんが、New Yorkマガジンのデザインエディターの家の片付けのコンサルティングをしている様子です。

Tidying Expert Marie Kondo's Home Consultation

とても素敵なお宅ですね。

片付いたら、さらによくなるでしょう。

こんまりさんの横にたまに写っている日本人女性は、通訳だと思います。

☆こちらでは、アメリカのテレビ局が伝えるこんまりメソッドの動画を紹介しています

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こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」の英訳本で英語の勉強

英語のメディアの記事を読んでいると、必ず、こんまりさんが昔、神社(Shinto shrine)でアルバイトしていたことが書いてあります。

そのへんも、セールスポイントなのでしょうか?

アメリカのアマゾンでは、ベストセラーの第4位。そのカテゴリーなのですが、

#1 in Books > Politics & Social Sciences > Philosophy > Eastern > Buddhism > Zen

#1 in Books > Politics & Social Sciences > Philosophy > Eastern > Buddhism > Zen Philosophy

#1 in Books > Religion & Spirituality

・・・となっています。

ただの片付けのノウハウ本なのに、仏教の禅や、宗教とスピリチュアリティーのジャンルに入ってしまってます。

ちゃんとハウツーもの、ホームインプルーブメントのカテゴリーにも入っています。

ちょっと安心しました。

TIMEの100人に選ばれたこんまりさんの話

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いかがでしたか?

ボクは、こんまりさん的には、全く正しくない方法で、断捨離をしてきました。

しかも、一気にやったわけではありません。

初めて物を捨てた27歳のときが、第一次断捨離だとすると、その後、およそ10年かけてやってきたことになります。

だから、べつに「一気に、胸のときめきを確認しながらやる」というこんまり流じゃなくても、断捨離はできます。

リバウンドするのは、リバウンドしたところでやめるからじゃないでしょうか?

何でも、いきなりは成功はしないものです。

失敗したところでやめず、さらに挑戦をし続ければ、そのうち部屋もスッキリし、ミニマリストにもなっていることでしょう。

☆英語翻訳本は日本語のアマゾンでキンドル版を入手可能。

日本語版もキンドル版があります。

職業『ブロガー』

滋賀県彦根市在住Webコンサルタント/ブロガー/マーケティング・コンサルタント/コミュニティ大学東京支部長/