LINE@へのご登録はこちらから♪

大きな愛を絶えず注ぎ続け、自己肯定感を植え付けた男、赤毛のアンの「マシュウ」って知ってる?

もしも、1冊本を選んで、このブログの読者にプレゼントするとしたら、『赤毛のアン』をプレゼントしたいんですよね。

他にも、いろいろとたくさんの本がありますが、まずはじめにプレゼントしたいのは、赤毛のアンです。

どうして『赤毛 の アン』をプレゼントしたい?かっていうお話

赤毛のアンは、1つの物語ですが、1つのストーリーではありません。

 

いくつものストーリーが、同時にドドドドドーーーーっと進んでいきます。

 

 

ザッと、あげてこんなかんじ。

 

・アンの成長ストーリー

・マリラが母性に目覚めていくストーリー

・ダイアナとの友情ストーリー

・ギルバートとの恋愛ストーリー

・マシュウの無償の愛ストーリー

 

だからなのか、読んでいると、心が本当にいそがしいわけですよ。

 

その中でも大きな柱、マシュウの無償の愛のストーリ-を今日は記事にしたいと思います。

愛情に飢え、自己肯定感の低いアン

アンは孤児なので、愛された記憶がありません。

・・・なので、自己肯定感がものすごく低いです。

容姿がもっと美しかったら人生もっと違ったかもしれない。
ピンク色が大好きだけど、赤毛だから絶対に、自分には似合わない。
名前だって好きじゃない。
あたしを本当に待っててくれる人なんていないってこと、知ってる
 

マリラが、自分の身の上を話すように言うと

「ああ自分のことなんて、ほんとに話す値うちがないんです」

・・・と言うんですね。

アンの身の上

アンが生後3ヶ月の時に、母親が亡くなり、その4日後に、父親も。

「それであたしが孤児になってしまったもんで、どうしたらいいかみんな困ってしまったってトマスの小母さんが言ったわ。ねえ、そのころでさえ、だれもあたしをほしがる人はなかったのよ。それがあたしの運命らしいわ。」

(参照ページ:P61)

学校行ったことある?と尋ねるマリラに、

「あまり行ってないの」

・・・と答えるアン。

一緒にくらした小母さんたちは、あんたによくしてくれた?

「ええ、そのつもりでは、いたと思うわ。でも、酒飲みの夫や、双子が3組もいたら大変でしょ。二人ともよくしてくれたかったにちがいないとは思うけれど。」

マリラはそれ以上何も聞かなかった。

なんと飢えた、愛情にかつえた生活を送ってきたのだろう

(参照ページ:P 63)

マシュウの大きな愛情

アンをグリン・ゲイブルス(マシュウとマリラの家)に置くとマリラが決心した時、

内気なマシュウの顔はよろこびで輝いた

(参照ページ:P72)

そこからマシュウは大きな愛情を、絶えずアンに注ぎます。

甘やかし褒める担当のマシュウ

アンを教育するのは、マリラ。

マシュウは、アンの教育には少しも関係しないでよく、好きなだけ自由にアンを甘やかしてよいことになっていました。

「チョコレートあげるよ」

だが結局それもわるいとりきめではなかった。ちょっとしたほめ言葉が、ときにはありとあらゆる良心的な教育をよせ集めたとおなじくらいの効果を、あげることがあるからである。

(参照ページ:P280)

本当にそのとおりで、アンは自己肯定感を少しづつつみ重ねていきます。

自分に自信を持つようになり、内面は大きく成長し、勉学にも励むようになっていきます。

アンが良いことをすると、マシュウのやさしい鳶色の目が得意そうに輝く

「さすが、わしのアンじゃ」

アンはそれを見てとり、その輝きをまた見たいと熱烈に願い、熱心に物事に取り組む。

*マリラもアンに愛をそそぎました。時に厳しく、ひそかにやさしく。

こちらも大変すばらしく書きたいことはたくさんありますが、今回はマシュウサイドの記事なので割愛します。

たくさんの愛情を注がれ続けたアン

自分以外のだれにもなりたくないと思うようになります。

こんな、最高の自己肯定ってあるでしょうか?

 

日々、生きていくうえで、自己肯定感をあげるには、本当に参考になります。

自分の名前ですら嫌いだった少女が、グリン・ゲイブルスのアンのほかになりたくないと言うようになったのですから。

「そうね、あたしは、自分のほか、だれにもなりたくないわ。たとえ一生、ダイヤモンドに慰めてもらえずにすごしても・・・」とアンは言った。

「あたし、真珠の首かざりをつけた、グリン・ゲイブルスのアンで大満足だわ。マシュウ小父さんがこの首かざりにこめた愛情が、ピンク夫人の宝石に劣らないことを知ってるんですもの

(参照ページ:P391)

ここまでの話でも、感動的ですが、まだまだ、話は続くのです。

マシュウの感動的な2つのことば

マシュウは、自分の娘をかたくやさしく抱きしめて放さないですむならと思った瞬間、目に涙がうかんできてしまい、外に1人で出ます。

 

そうしてつぶやきます。

(マシュウは、人前では、長くは話しません。これは、独り言です。)

「そうさな、あの子もたいして甘やかされもしなかったようだ」と彼は得意そうにつぶやいた。

「わしがときたま、おせっかいをやいても結局あまりじゃまにはならなかったというものさ。あの子はりこうできれいだし、なによりいいことに愛情がある。あの子はわしらにとっては祝福だ。まったくあのスペンサーの奥さんはありがたいまちがいをしでかしてくれたものさ-運がよかったんだな。いや、そんなものじゃない、神様の思し召しだ。あの子がわしらに入用だってことは神様はごらんになったからだと思うよ

(参照ページ:P394)

 

「神様の思し召しじゃ」

マシュウはだんだん衰えていきます。

 

働き者なので、それでも無理して働き続けてしまいます。

アンも、「どうしてもう少しいいかげんに仕事できないの?」と心配します。

 

でもマシュウは、「わしにはそれができそうもないよ」「死ぬまで働き続けるだろうよ」と答えます。

そんな、マシュウにアンは、「もしあたしが男の子だったらもっと役に立ってマシュウのことを楽させてあげられるのに…」と言います。

マシュウは、そんなアンに、こんな言葉をかけます。

「そうさな、わしには十二人の男の子よりもお前一人のほうがいいよ」

・・・とマシュウはアンの手をさすった。

「いいかい?-十二人の男の子よりいいんだからね。」

(参照ページ:P411)

 

「いいかい?お前がいいんじゃからな?」

アンに対する気持ちを、こんな直接的にアンに、しかも2度も言い聞かせるように言ったのは初めてです。

そして、次の日、マシュウは亡くなってしまいます。

でも、アンが、マシュウからもらった愛情は、無くなることはありません。

Mr.ChildrenのHANABI

 突然ですが、ミスチルのHANABIという曲が、マシュウにすごく合っているんです!

Mr.Children「HANABI」 Tour2015 REFLECTION Live

Mr.Children「HANABI」Music Video

どれくらいの値打ちがあるだろう?

僕が今生きているこの世界にすべてが無意味だって思える

ちょっと疲れてんのかなぁ

HANABI/Mr.Children

アンと出逢う前のマシュウは、こんなこと思ったりしたのではないかなぁ・・・と思う、今日このごろなのです。

職業『ブロガー』

滋賀県彦根市在住Webコンサルタント/ブロガー/マーケティング・コンサルタント/コミュニティ大学東京支部長/